※こちらの記事はVoicyで配信された音声から作成したものです。ブログ用に改変しているため、元の音声が聞きたい方は上記より再生できます。
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
お正月休みも終わり、多くの方が仕事始めを迎えているかと思いますが、年末年始はゆっくり過ごせましたでしょうか?
私は普段通り仕事をしていましたが、実家に帰り、親戚と集まる時間を持てました。美味しいご馳走を楽しみながら、お正月らしいひとときを過ごすことができて心が満たされました。
さて、新年最初は、”スッキリと暮らすためのものの手放し方”について、私自身の経験を踏まえてお話ししたいと思います。
リスナーさんからのお便り(要約)
雑誌でmaiさんご家族の暮らしを見て、改めてそのすっきりした暮らしに衝撃を受けました。自分の家には使っていないけれど「いつか使うかも」と思って手放せない物が多く、何度か手放しても必要になったことがあるので、「今は使わないし、必要になったらまた買えばいい」と思ってしまいます。また、買う時には「予備にもう一つ買っておこう」と余分に買ってしまうことがよくあります。maiさんはこのような考え方をしないと思いますが、そういった時、どう自分を納得させるのか、またミニマリストになる前にも同じように考えていたのか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。
このようなご質問をいただき、とても嬉しく思います。雑誌を購入してくださったとのこと、ありがとうございます。
さて、このお便りの内容について、私の考えをお伝えします。
”いつか使うかもしれないモノ”の考え方

私もかつては “いつか使うかもしれない” と思って物を溜め込んでいた一人です。小さい頃は変な収集癖がありました。例えば、コンビニでもらうストローや割り箸を捨てられずに溜め込んでいました。その結果、使わないものがどんどん増えてしまうことも。
“いつか必要になるかもしれない” という気持ちは、損失を恐れる心理からくるものだと思います。しかし、実際にはとっておいたものを使う機会は少なく、手放してもどうにかなることがほとんどでした。
私が気持ちを切り替えることができたのは、”今の生活に焦点を当てる” という考え方を取り入れたからです。以下のポイントを意識することで、少しずつスッキリとした暮らしに近づけました。
- 現在の生活に必要かを基準にする
- “いつか使うかも” よりも “今、本当に必要か” を優先します。
- 生活スペースのストレスを軽減する
- 不要なものが占めるスペースがストレスになっていないかを考え、そのストレスが再購入コストよりも大きい場合は手放します。
- 再入手できるものは手放す
- 再購入が難しくないものについては、思い切って手放すことを選びました。
- 少しずつ手放す
- 無理をせず、自分が納得できるペースで手放していくことで、心の負担を軽減しました。
ストック管理のコツ

“予備を買っておく” という行動についても考え方が変わっています。
以前はストックを一切持たない生活を試したことがありますが、快適とは言えませんでした。
現在は、以下のようにストックを管理しています。
- 定数を決める
- 例えば、トイレットペーパーは8ロールを上限、4ロールを下限とし、これを超えないように管理しています。
- 頻繁に使うものは多めにストック
- ペーパー類や災害時に必要なものは多めに持つ一方、洗濯洗剤などは使い切ってから補充する程度に。
- 快適さを重視する
- ストックを持つことで安心感が得られる場合、その収納スペースを確保する工夫をしています。
失敗から学んだモノの整理方法

モノを手放すうえで失敗はつきものだと思います。
私もミニマリストを目指すうえでたくさんの失敗をしてきました。
そんな中で学んだものが以下の点です。
お試し期間を作る
手放すかとっておくかの2択にするのではなく、一定期間保留にする。
「手放すのが怖い」場合、一旦それを保留する箱(通称:保留ボックス)に入れて1~3ヶ月触らなければそのまま手放す。
現在、一旦保留ボックスに入っているのは哺乳瓶で、もう使っていないのに気持ち的に手放せませんでした。
入れてからしばらくたつと、次に整理するとき意外とすんなり手放せたりするのでおすすめです。
定期的にモノの整理をする
私は3ヶ月に1回とかのペースで定期的にモノの見直しをしています。
その度に何かしら不要なモノが出てきます。
日々を暮らしていると自然とモノが増えていきます。なので意識的にモノを整理する機会を設ける必要があります。
モノの整理をしていると自分の暮らしの癖みたいなのが見えてきます。その癖を把握するっていう面でも定期的に見直しをするのはおすすめです。
最後に
ミニマリストになる過程では、私も多くの失敗を経験しました。手放して後悔したものもありますが、試行錯誤を繰り返す中で、自分に合った暮らし方を見つけてきました。
大切なのは、自分の生活や快適さを大事にしながら、無理なく少しずつ進めることだと思います。
これからも、皆さんの暮らしに役立つヒントをお届けしていきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。