こんにちは、maiです。
今回は「ミニマリストやってて良かった!気持ちがいい瞬間6選」を紹介します。
ミニマリズムを取り入れるとお部屋がスッキリしたり家事がラクになったりはするけれど、
「なんだか殺風景で楽しみが少なそう…」と思う方もいるかもしれません。
でも私はミニマリズムを取り入れてから、日常の中でふと心が躍るような瞬間が増えました。
そこで、ミニマリストだからこそ味わえる”気持ちがいい瞬間”をご紹介します!
1.不要なモノを見つけたとき

ミニマリストを目指して家中を整理し始めると、最初は驚くほどたくさんの不要なモノが出てきます。
片付けを始めてみると、ゴミ袋がいくつも必要になるほどの量に驚くこともありました。
家の中がスッキリしていくと、その爽快感とともに「ミニマリズムを取り入れて良かった」と心から感じることができました。
ただ、ある程度モノが減ってくると、自然と一度に大量のモノを手放す機会は少なくなります。
不要なモノが減っていくのは良いことですが、以前のような大量のモノを手放したときの爽快感も得ることが難しくなっていきます。
とはいえ、日々の生活の中で自然と不要なモノは生まれるものです。
そして、ここでひとつ問題が発生します。
問題は、それが意識しないと見過ごされてしまうこと。
これらの自然と生まれる不要なモノは、意識して探さないと中々その存在に気がつくことができないというところです。
そのため、定期的に家全体の整理整頓をするようにしているのですが、ふと見渡すと「これ、もう使ってないかも」と思うモノが発掘されることがあります。
この不要なモノを見つけ出した瞬間こそ、私にとって”気持ちがいい瞬間”なんです。
不要なモノがすぐに見つかっていた以前と違い、今では見つけにくくなったことで「宝探し」のような楽しい感覚に変わりました。
「こんなところにあったんだ!」と発見したときの喜びも格別です。
この「宝探し」は、お部屋も心もスッキリさせてくれると共に、達成感や充実感を感じることができ、とてもポジティブな気持ちにさせてくれます。
そのため、定期的に家じゅうを見直してモノを整理することは、私にとって心のリフレッシュにもつながるようになりました。
2.代用・兼用できるアイデアが浮かんだとき

モノを代用・兼用することができれば、その分モノを減らすことができます。
さらに、モノを手放しても「できること」は変わらないため、これこそ理想的なモノの減らし方だと思っています。
例えば、私の家ではバススポンジでお風呂場だけでなく洗面台も洗ったり
キッチンペーパーをティッシュペーパーとしても使っていたりと代用・兼用しているモノがいくつかあります。
バススポンジを洗面所の掃除に利用してもキレイにすることはできますし、キッチンペーパーも、安くて柔らかいタイプを使っているので、ティッシュペーパーとして使っていて問題を感じたことはありません。
しかし、今までは「バススポンジ」と言われたら「お風呂専用」だと認識し、これをお風呂以外でも使えるかな、なんていう発想はしたことがありませんでした。
家の中だけでも、このような先入観からモノの使用用途を狭めてしまっているモノがたくさんあるのではないかと感じています。
そのため、代用・兼用できるアイデアを思いつくには自分の先入観を壊していく必要があります。
先入観に囚われず自由な発想で代用・兼用できるアイデアが浮かんだときは、まるで難しい問題が解けたときのような爽快感があります。
「ボディソープでお風呂場を洗ってみる」のように、一般常識から外れた使い方でも、試してみると意外にも暮らしにマッチすることがあります。
このように、日常の中で少し視点を変えてみると、暮らしの中に隠れていた楽しさや工夫が見つかるかもしれません。
3.スッキリとした部屋を見たとき

スッキリと片付いたお部屋を見ると、安心感や心地よさを感じます。
きちんと整理整頓された空間は、気持ちを軽やかにしてくれるものです。
私にとってこの感覚がミニマリズムを実践する中で得られた大きな喜びのひとつでもあり、これこそがミニマリズムの醍醐味なんじゃないかと感じています。
以前の私は、身の回りのモノが多すぎたことと、片付けが苦手だったことから、散らかっりっぱなしの部屋を見てげんなりしたり、朝はクローゼットの前は洋服やバッグが散乱したまま家を出てしまう日々でした。
それが今では、モノが少ないので片付けはすぐに終わり、コーディネートにも悩まなくなったためクローゼットの服が散乱することもなくなりました。
外出から帰ってきたとき、スッキリとしたお部屋を見るのはとても気持ちが良いものです。
仕事で忙しい日々が続いていたり、旅行などの慣れない環境で過ごすことで心身ともに疲弊してしまうことがあります。
そんな疲れ切った状態で家に帰ってきたときには、整理された部屋を見るだけで「帰ってきたなぁ」と心が落ち着きホッと安心します。
モノが多くて気が散る、という感覚や「片付けなきゃ」と考えてしまう視覚的なストレスがなくなり、疲れた心が自然と休まるので、家に帰ってくるとリセットされるような気持ちにもなれます。
今までのように帰ってきてからイヤイヤ片付けることもなくなったので体も休まります(笑)
4.隅々まで掃除ができたとき

ミニマリズムを実践していて何より嬉しい変化だと感じたのは「掃除がすぐに終わること」です。
モノが少ないと、「持ち上げる」「どかす」「戻す」などの手間が減り、掃除がスムーズに進んでいきます。
特に、テーブルや棚の上にモノが少ないと、さっと拭くだけで終わるので気軽に取りかかることができます。
モノが少ない空間だと、掃除を始めるのに構える必要がないので「ついで掃除」を習慣にも取り入れやすくなりました。
さらに、モノを減らしたことで掃除がすぐ終わるようになったため、普段はやらないようなちょっと手間がかかる掃除もやってみようと思えるようにもなりました。
例えば、窓を掃除するついでにサッシもやろうかとなったり、テーブルを拭くついでに他の棚の上も拭いとこうとなったりします。
このように、掃除をする→すぐ終わる→ついでに他も掃除する→さらにお部屋がキレイになる、という良い流れが生まれます。
私はこの「部屋を隅々まで掃除できている」という感覚がとても気持ち良く感じます。
とは言っても、あくまで私の中では「部屋を隅々まで掃除できている」という感覚なので、本当に部屋じゅうが完璧に掃除できているわけではないと思います。
ただ、この感覚自体は次の掃除のモチベーションにもつながっていきます。
掃除は大掃除を1回するよりも日頃から小さく続けることが重要だと私は思っているので、この感覚を大事にしながらこれからも精進していきたいと思います。
5.「これだ!」と思えるモノに出会えたとき

生活にミニマリズムを取り入れるとき、モノを減らすだけではなく、「本当に自分に必要なモノは何か」「自分の生活にフィットするモノは何か」を深く考えるようになりました。
その結果、日々の買い物や選択が、単なる所有欲を満たすためのものではなく、「自分にとっての特別な出会い」を求めるものに変わりました。
持つモノを厳選しているからこそ、簡単には妥協できません。
何度も手にとっては考え直し、ようやく「これだ!」と思えるモノに巡り合えます。
そのプロセスには手間もかかり、時には見つけるまで長い時間を費やすこともありますが、だからこそ、「これが自分にとっての特別なひとつだ」と感じられたモノに出会えた瞬間は感動すら覚えます。
特に、一つのアイテムが多用途に使え、日々の生活に幅広く活躍してくれるモノに出会えたとき、その喜びはひとしおです。
1つ1つモノを吟味して選択していくことは、大変なことではありますが、そこはモノが少ないからこそできるのではないかと思っています。
ミニマリズムはたくさんのモノを持つことの豊かさとは異なり「一つ一つが特別である」という豊かさに気付かせてくれました。
6.荷造りがすぐ終わったとき

旅行の計画を立てながら行きたい場所をリストアップしたり、何を食べようかと考えている時間はとてもワクワクします。
一方でパッキングは「めんどくさい」というちょっと億劫な気持ちが湧き上がります。
何を持っていけば良いか迷い、あれもこれも必要だと欲張ってしまうと、気づけば荷物が増えてしまいます。
パンパンな荷物を抱えながら、まだ何か忘れているのでは?という不安感を抱えたまま家を出る。
案の定、本当に必要なモノを忘れていることに気づき旅先で絶望することもありました。
それも今ではパッキングが驚くほどスムーズに、そして気持ちよく終わるようになったのです。
明日から旅行なのに全く準備していなかったときも、いざ夜に荷造りを始めてみればあっという間に終わって「あれ?もう終わり?」となったこともありました。
引っ越しのときも同様で、ミニマリストになってからは2回の引っ越しを経験していますが、以前とは比べものにならないほど荷造りも荷解きも早く終わるようになりました。
この荷造りがすぐに終わったときに、「ミニマリストで良かった~」と心から思うことができます。
1泊2日の旅行であれば荷物の軽さにも驚きます。
荷物が軽いと旅行先での疲労も軽減されて、旅行を思う存分楽しむことができます。
1泊2日の旅行でバッグとスーツケースを持ってヒーヒー言ってた私としては大進歩です。
しかし、最近は子どもの荷物がプラスされたことで大分リュックが重くなってしまったので色々と考える必要がありそうです(笑)
おわりに
以上がミニマリズムを実践していて「気持ちがいい瞬間6選」でした。
書いてみると、大分地味なところに気持ち良さを感じているなぁと思いました(笑)
でも、暮らしの中でこういうふとした瞬間に楽しみがあるのは良いことですよね。
これからも、暮らしの中で「気持ちがいい瞬間」をたくさん見つけていきたいです。